右に捨てて左に捨てる

案その① 右に捨てて 左に捨てて

 

 

 
                       

ブログタイトル「ネタ」

私は、教師だから、教室のごみを捨てに行くの


生徒が分別していないごみを分別して捨てるの


そのあと、新学期の準備として


生徒を振り分ける


クラス替えと称して


私は、学級委員長だから先生の代わりにゴミを捨てに行くの


みんなが分別していない分


私が、ごみを分別するの


そのあと、床をほうきで掃除して雑巾でみがくの


放棄も吐くも私次第


私は、校長だから


職員室を分別する


書類を分別する


そして、私も分別される


手足を切られてバケツに捨てられる


私は、教育委員会。文部科学省


学校を整理する


学校を分別するんだ


金にならないものは要らないよ


私たちは、ごみ。


利用価値のあるものは一つもない


今日もごみ捨てに行く

 


私は、ペットボトルを捨てようとした


でも


そのペットボトルは


ごみ箱にはじかれた


      それが私だと悟るのにそんなに時間がいらなかった。

 

この記事にコメントする

NAME:YUASAMANAMI

TITLE:ネタ

MAIL:aimiword1123@yahoo.co.jp

URL:http://kitunenoyomeiri.choumusubi.com/simpleVC_20100926120725.html


COMMENT:
私は教師だけど教室のごみを捨てに行く


ごみは小さくて助かる


私は学級委員長だから教室のごみを捨てに行く


教室は広くて困る


私は学校長だけど学校のごみは拾わない


拾うのはその明るい未来


私は国だからゴミは拾わない


拾うのは人々のお金


私はペットボトルを捨てようとした


でも、そのペットボトルは


ごみ箱にはじかれた


それが私であり


ごみ箱が小さいから入らないのだと悟るのに


すごく時間がかかった。

PASS:*****

コメント受け付けました。メールで通知いたします。

ありがとうございました

 


 

 

★小説置き場★